デスマーチというのは、なるべくしてなる、ということ

現在、出向先では、とあるプロジェクトでデスマーチが発生しており、
ここ2,3週間はその火消し手伝いを実施中です。

このプロジェクト、とにかく進退窮まっていて、
期日は伸ばせない、提出物は減らせない、内容の簡略化も許されない、
もう人海戦術くらいしか残されていないという非常に酷い状況となっています。

そんな状況なので、当然自分たち以外にもかりだされている人は大勢おり、
「これはひどい」「どうしてこうなった」など怨嗟の声も聞こえてくる始末。

正直、手伝いだからまだましというか、当事者なら胃が溶けてるんじゃないかと思います。

さて、このデスマーチ。当然何の理由もなく発生するものでは無く、何かしらの原因があります。
今回のプロジェクトでは、主な原因として「先延ばし」があったようです。
大雑把に説明すると以下のような感じ。

・第1フェーズ
 全体の処理時間を10ミリ秒以内に収める必要があるが、
 処理の数としては余裕のはず。速度調査は時間がかかるため、次の工程に回す。

・第2フェーズ
 色々と忙しくなってきたため余裕が無い。次の工程で調査しよう。

・第3フェーズ
 いくつかの処理を追加する必要が出てきた。その製造で時間を取られたこともあり
 まだ調査は完了していない。

・最終フェーズ
 あれ?処理時間10ミリ秒超えてる?
 でももうこの段階だとハードの性能を上げて対処とか出来ないよ?

要は、調査が甘かったという話。
まあ実際は色々な要因が重なっていった結果なので、一概にこうしていればとは
言い難いところではありますが、初期段階で対処出来ていればここまで酷くは
ならなかったことは間違いなく、なるべくしてなった、という印象は拭えません。

こんな感じで、後から振り返るとデスマーチにも色々とそうなる兆候が
あったことに気づけることが多いように思います。

例えば、
・最初から無理のあるスケジュールだった
・不明点を明確にしないまま進めてしまい、後から大きく時間を取られた
・客先との整合性が取れておらず、要求に満たないものとなってしまい作り直しとなった
などなど。

出来ればそういう内容は教訓として、同じような間違いをしないようにしたいですね。

以上