社会人になって初めての夏季休暇は大好きなアイドルグループのイベントへの参加に使わせていただきました。
2016年8月19日(金)会場は此花区舞洲、府民共済SUPERアリーナ。
翌日からはじまるSummer Sonic 2016ではSonic Stageと名前を変える場所で一日目のヘッドライナーにはかの有名なRADIOHEADが出演(!!)するという事態には目もくれず。
RADIOHEAD(転載元:http://ampmusic.jp/7878/)
全世界的な人気を誇る。作家の村上春樹もファンだそうです。
同会場で行われたロックバンドFear,and Lothing in LasVegath(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)主催の「MEGA VEGAS」というイベントに心から愛してやまないアイドルグループ、でんぱ組.incが出演するということで参加いたしました。
出演はこちらの四組でした。(当日の出演順)
京都出身のミクスチャーバンド。
ヘビィなサウンド主体だが日本語詞のメロディーラインも綺麗だった。
アイドル。早口。元気が出る。どん底から救い上げてくれた救世主。
若い世代に好まれる要素をすべて持っている気がする。
MONSTER DANCEというキラーチューンがあるのですが私はこれで燃え尽きました。
Fear, and Lothing in LasVegath
スクリーモ、ハードコア、デジタル。パフォーマンスが激しい。
このイベントは私にとっていいことずくめでした。
- でんぱ組.incが出演する。
- ワンマンライブのチケットが入手困難なKEYTALKが見れる。
- チケットがmixi運営のチケットキャンプで定価の4割引きでの購入に成功した。
- 自宅の駅周辺からの往復シャトルバスを使って会場まで往復30分ほどで到着する。
これ以上にない好条件には参加しない理由が見当たりませんでした。
以下感想。
暑い。とにかく暑い。
最初のバンドからモッシュ、ダイブそのなかでもみくちゃになってました。
※写真はイメージです。ですがまんまこんな感じ。(転載元:http://matome.naver.jp/odai/2144240556231959301)
こんなの高校生の時にメロコアバンドをやっていたとき以来でしょうか。
15年後も同じことやっている自分に目を細めます。
すべての水分が汗として排出されて酒に弱いでおなじみの私でも一切酔いませんでした。
最前列でスタンバイしておりまして、上の写真の通り他人の汗で自分の体を洗う地獄絵図的な状況ではそれも当たり前というもの。
でんぱ組.incの出番が終了した直後、私の指はお風呂上がり状態でふやふやでした。
ライブ本編に関して。
フェスではこういう曲目になりますよね。物足りない。が正直な感想でした。
持ち時間が限られている中で主にバンド目当の初見のお客さんに対しては、アップテンポで知名度が高めのノリやすい曲目で組まれるのは当然のこと。
それに対して文句言ったって仕方がないことは重々承知の上です。
それでも自分がみたいでんぱ組.incはこれじゃないんです。
もっと抱えてたコンプレックスを心の底からえぐり出してそれでも、それすら原動力として前に向かっていく!!彼女たちでしかできないライブはそこにはありませんでした。
今年になってワンマンライブがめっきり少なくなり、このイベントでもサイリウム(ペンライト)もあまり見れず、あの光景が恋しくなりました。
KEYTALKとベガスで意識を失う瀬戸際まで踊り狂えたのはとても良かったのです。
久々にでんぱ組.incのライブを見れたことも嬉しい。
それでも私の心に一つの疑問が生まれました。
でんぱ組.incは変わってしまったんだろうか?
客数を拡大するためにこの方向で進んでしまうのか。
いろいろなフェスに出ることでよく言えば見る機会が増えた、一方で彼女たちの良さは観衆の増加とともに希釈されてしまったんだろうか・・・。
そんなモヤモヤを残し私は会場を後にしたのでした。
そんな日々から一週間後。ニュースサイト音楽ナタリーにこんな記事が上がりました。
でんぱ組.inc、計5公演の“幕神”アリーナツアー
なんとなんと年明けに幕張3days、神戸ワールド記念ホール2days!!
総動員だと5万人くらいにはなるんじゃないでしょうか!!
なんでしょうこのチャレンジ精神!
ツアーの千秋楽を関西で行うのは初めてで、この情報を受けとった時は南港の路上で愛を叫びました。(飲んでたのもあってちょっと泣きました。)
日本武道館、代々木第一体育館、そして幕張、神戸。
でっかいステージで踊り歌うでんぱ組.inc
会場を彩る無数のサイリウム。
半年後のことなのに今から胸が躍ります。
ぜひ全日ソールドアウトを狙ってほしい。
半年ごのはなしなのにいまからめちゃくちゃドキドキしてしまうじゃないですか。
まだまだ前に進んでいくでんぱ組を追いかけてたら日々の些細なことでへこんで落ち込んで
なんていられませんね。まだまだがんばります。