角打ちの酒屋「井上竹商店」

皆様は角打ちというものをご存知だろうか?

簡単に言うと「立ち飲み」ができる「酒屋」のことです。
江戸時代頃からある酒屋のスタイルで、現在でも北九州を主として残っています。

大阪の日本橋にも2件ほどあり、その1件である「井上竹商店」を今回はご紹介します。

このように店頭の暖簾は日本橋のキャラクター「音々(ねおん)ちぇん」と「でんのすけ」がプリントされており、日本橋ならではの店先となっています。

暖簾にあるように井上竹商店の略称「いたけ」で常連さんには親しまれているようです。

店内はこんな感じで、酒瓶が所狭しとひしめいています。
「じゃあ昼にいってここで飲もうかな!?」って思うかもしれませんが(思わないかもしれませんが)角打ちができるのは17時以降になります。(土地柄の色々な事情らしいです)

店内に入るとこのような猫ちゃんが出迎えてくれることが多々あります。

猫カフェならぬ「猫酒屋」

さてさて17時以降になると常連さんが店内の奥のテーブルが有る方で飲んでるおじさんたちが飲んでいますが、チョット待った!
そこは選ばれた常連さんが座る席みたいなので初心者の我々は手前のカウンターで角打ちを楽しみましょう。

一般的な酒屋のラインナップが酒屋のお値段で提供されるのでかなり安上がりです。

隣で飲んでいるよく知らないおじさんとかに急に話しかけられる事もあるかもしれませんが、なんとなく平常心で対応しましょう。

何度か来て、店主とお知り合いになるとボトルキープもできたりするみたいなので、何度か行ってハマったらお願いしてみるのも良いかもしれません。