そういえば知っておりますでしょうか。
猫と目があって、ゆっくりまばたきされたら、”信頼しているよ”的な、”お前は敵ではないぞ”的な、ポジティブな意味なのだそうです。
マイナビニュース 猫の瞬き=「信じてるよ」「好き」の意味って知ってた?
既にご存じの方も多いかと思います、この話ですが。
ただ、この手の情報に、私、もやもやしているのです。
というのも、”猫 ぱちぱち 仕草”だとかでgoogle検索すると、それはもう色んなサイトがヒットします。ヒットする数が多いんだから”本当らしさ”が凄いわけですが、この説のソースみたことありますか？
猫に限った話ではないのですが、”犬は嬉しいと尻尾を振る”だとか、”悲しいと耳が垂れる”だとか、実際なんとなくそれっぽいからって鵜呑みにしてて良いのでしょうか。実は違う可能性もあるのでは？
例えば、冒頭の”目ぱちぱち”については、私は兼ねてより異説を持っておりました。私の説はこうです。
「猫と目を合わせて、ゆっくりまばたきしたら、”眠い。そっちはどう？”の意味の挨拶」説
昔、猫を飼っていたので実体験に基づいた説です。
飼っていた猫は、私に向かってよくぱちぱちしてきました。その当時、とにかく暇を持て余していた私は、訳も判らず、ぱちぱちし返していたのですが、そうすると大抵、その後、猫は寝ます。こちらも合わせて寝ます。確率にして８割ぐらいは寝たと思います。
そんなわけで、私はずっと、この仕草は寝ることに関係する仕草なのだろうと思っていました。一度、猫カフェで試したことがありますが、そのときすら、寝ました。”これってトリビアになりませんか？”
インターネット説が正しくて「”敵意が無い”と伝えることで、”にゃんこ”様が”じゃあ安心して寝むれるわ”と思われたんじゃないのか？お前は間違っているぞ！カス！ちょっとでも間違ってたら袋だたきにされて当然！ゴミ！人間以下の下等な生物！」と叩かれそうですが。
信頼ゲージが見えるとかでもあるまいし、猫の気持ちなんて判らないのに、「正しい！正しい！みんな言ってたから正しい！」としてまうのは嫌という話です。
もちろん信頼して然るべきソースがあったら前提がまったく違います。
以上。