最近、コロナウィルスの話題が巷を賑わせているようですね。
ただ玉石混交というか、デマっぽい情報も多数あって、何を信じて良いのやら悩ましい事態にもなっているようです。
なので、少し自前で調べてみたことをまとめてみたいと思います。
・感染予防にマスクは効果が無いのか?
これはどう解釈するかにもよりますが、「一般人にとってマスクはほぼ意味がない」というのが近いようです。
キャリアとすれ違った程度ではそもそも感染しないし、逆に満員電車などで濃厚接触した場合はマスクだけでは防げない、という感じですね。
効果が無いのかと言われれば「ある」ので、少しでも安心するために装着する人を止めることは出来ないですが、
自分としては装着する意味を見出せないのが正直なところです。
むしろ深刻なのは、本当に必要としている医療関係者にマスクが行き渡らないほどの買い占めが発生していることですね。
医療関係者がダウンしてしまうとそれだけ対策が遅れ、結果、患者の死亡率上昇が考えられるため、人々の安全が損なわれます。
一般人が「安心」のために行ったことが、結果的に一般人の「安全」を脅かすわけで、笑えない事態と言えるでしょう。
・感染してしまったらどうなるの?
ニュースやらツイッターやらで流れている情報を見るに、感染したら治らない、死んでしまう、みたいな論調で
書かれていることも多いですが、無論そんなことはないようです。
確かに特効薬はまだ無いですが、自然治癒の事例も見受けられます。患者の体力も重要ですね。
また、元々「肺炎」は死亡率の高い病気です。以下、参考に見た厚生労働省の年間死亡率要因( 平成21年 )の順位です。
一位(30.1%): 悪性新生物 (ガン)
二位(15.8%): 心疾患
三位(10.7%): 脳血管疾患 (脳梗塞とか)
四位(9.8%):肺炎
五位(3.4%):老衰
ただ、これはすべての年代を統合した順位であり、肺炎による死亡事例は、65歳未満にはほぼ見受けられません。
そしてコロナウィルスによる死亡例は高齢の方が多いようです。
(もちろん例外はあるでしょうが、若い方で死亡まで症状が進んだレアケースは、ほかの病気を併発していたパターンなのではないかと)
テレビやネットに限らず色々情報が流れていますが、どこまで信用するべきかは本当に悩ましいです。
ただ、自分の感想としては、油断はするべきではないが、極端に恐れる必要もない、という印象でした。
以上