担当している作業が予定通りに進むとは限りません。
諸事情で現在の作業が一時的に中断され、また別の日に改めて行うケースが存在します。
そして改めて行う前に、当時作業していたメンバーがいなくなったりして、再開する時に影響がでたりする可能性があります。
作業再開時に円滑に進められるように当時の仕様資料等をまとめて引き継ぎ資料として保管しておく必要があります。
そうなってくると、以下の難点が・・・
・作業として使用していたソースブランチの保管
プログラミングで編集していたソースブランチは、作業再開時に使うことができることもあれば、別作業の関係でベースブランチが更新されて再度修正しないといけない可能性があります。
その時、もう一度プログラミングの編集が必要になってくるので修正点をまとめておく必要があります。
gitでブランチ管理されているのなら、gitコマンドのcherry-pickを使えばベースブランチが変わっても編集点をそのまま適応することができるので、覚えておくといいかもしれません。
・設計書の変更点のまとめ
こちらは上記のブランチと同様、ベースとなる設計書が別作業で更新されている場合があります。
再実施する際に設計書の更新が円滑に行えるようになるために、設計書を編集した点が分かりやすくなるようにしておきたいです。(excelで設計書が管理されている場合が大なので、変更点を色分けしておく等)
・口頭でしか連携されていない情報の保管
一番最悪のケースです。
電話を始めとした口頭で連携された仕様は、その時に立ち会った人しかしらない情報です。特にその時立ち会った人が退職等で不在になった場合、その情報は誰も知らない虚無となり果ててしまいます。
そういう場合は事前に退職前に、引き続き資料としてデータ保管しておくことを忘れないようにしましょう。
その情報が数か月前のもので、在職している時でも当の本人が覚えていないとなったら、最悪のケースを考える他ないでしょう・・・。
引継ぎ作業が円滑に行えていないまま退くと、引き継がれた側にも迷惑がかかり最悪会社全体にも迷惑がかかる重要な作業。
間違いのないように、今でも普段使っている資料はまとめておく準備はしておくべきかも・・・?