嫌いなキーにさようならを

はじめに

おつかれさまです。

突然ですが皆さんは「嫌いなキー」ってありますか?

私はあります。それも3つほど。

ズバリ明示してしまうと以下です。

  1. CapsLkキー
  2. Insertキー
  3. NumLkキー

この3つはうっかり触ってしまうだけでタイピングミスが発生しますよね。

CapsLkなんかは割とネットでも共通認識で邪魔者扱いをされているようで、

キーボードを買った際のライフハックとして、キーキャップを外してしまうことが紹介されるくらいみんなに嫌われているようです。

とはいえ、「嫌いだね、あるある」で終わってしまっては気づきが無駄になってしまうので少し踏み込んで調べてみました。

課題の確認

先述通り、使わない割に邪魔をしてくるキーに対して原因を考えてみます。

そもそもなんで邪魔なのか、理由は次の二つで、

  1. そもそもキーが押せるから悪い
  2. 何かのキーと間違って押してしまうから悪い

1に対してはもう単純明快、キーが存在するから悪い。

先述通り物理的に押せなくする(キーキャップを外す)ことで対策をしてしまえば解決ですね。

とはいえ、力技すぎる上にはずしたキーキャップの管理が大変。

そして何よりもキーキャップのないキーボードはなんだか間抜けでダサい。

2については、ヒューマンエラーですね。キー配置を間違って覚えてしまったりと、操作する人間側に問題があります。

キー配置を覚えなおすか、キータイプの運指を練習して対策するしかない。

以上2つの問題をスマートに解決する方法をこれから紹介します。

対処法

キーキャップを外して見栄えが悪くなることもなく、

努力をしないで解決する手段ですが、

“邪魔なキーを押下した時の処理を無効化してしまう”ことができるようです。

押して反応するから悪いの理屈でいえば、押したときの処理を無効化してしまえば

ミスタッチがあったとしても問題ないのです。

手法は3通りあって

  1. キーボード置き換えソフトをインストールする
  2. レジストリエディタで設定を書き換える

1については社用PCなどで利用許可がない場合もあると思うので個人的には2がオススメでした。

加えて…

ミスタッチがあるなら無効化してしまうのではなく、せっかくだし別のキーに転生させようなTipsです。

例えば私の例ですが、

  • CapsLkキー:Shiftキーを押そうとしてミスタッチ
  • Insertキー:Delキーを押そうとしてミスタッチ
  • NumLkキー:BackSpaceキーを押そうとしてミスタッチ

これって間違えるくらいなら、無効化するよりそのキーとして機能させた方がよくないか….?

ということで、

せっかくレジストリを触るなら無効化するだけじゃなく任意のキーとして転生させましょう。

様々なサイトで言及されていますが個人的にYanor.netさんのWiki(リンク)が

割り当てるバイナリ値や手順について詳細に書いてくれていたので一読しておくと幸せになれます。

テンキーを利用する方はNumLkを書き換える際にNumLkを標準でONにする設定も追記しましょう。

こちらはしろくまフォルダさんの記事(リンク)がわかりやすかったです。

最後に

今回はレジストリの書き換えにより嫌いなキーに別れを告げる方法を紹介しました。

参考で紹介した記事にもありますが、

レジストリの変更は危険がたくさんあるので書き換える前にバックアップを必ず取るようにしてください。