ふるさと納税と確定申告してみた

水洗いしないといけない機械なのに、錆びやすいネジが使われているのはなぜなのか考えると、すぐに眠れます。(疲れているだけかもしれません)


以前、「ふるさと納税、試してみる?」という記事を書きましたが、実際に利用して見ました。

確定申告の書き方で戸惑ったので、来年の自分のために記事にしておこうと思います。

動機

スマホキャリアから特典クーポン11000円をもらった
 └ スマホ高いし旅行に使うにも少ないし使い道が思いつかない
  └「ふるさと納税」にクーポン使えるとDMが来た
   └ ふるさと納税は「日用品」を返礼品とするとお得と聞いた
    └ 実質無料で日用品を手配してみよう!(甘い考え)

ふるさと納税してみた

キャリアはドコモさんです。dカードGOLDを奢っています。年間使用金額に応じてクーポンを貰えます。
まずクーポンのお知らせが来たら「dショッピングふるさと納税百選」のサイトでクーポン交換します。
普通のお買い物にも使えますが、ふるさと納税とすることで、次の住民税が軽減されます。

2重にお得

11000円のクーポンで普通に物品を購入すると、11000円分のお値引きとなりますね。
これをふるさと納税にすると、現金を使わず11000円ふるさと納税したことに。
よって!次の住民税が9000円、クーポンと引き換えに減免されます!お得!
(11000円から手数料2000円引かれる)
返礼品を「負担なしで手に入れた」上に、「税金軽減」されますね!

返礼品で選んだ自治体さんで「72ロール実質3000円」

岐阜県可児市(かに)さんで、トイレットペーパー72ロール分を返礼品としていただくことにしました。
12ロールパックを6個、72ロール分です。

寄付額は14000円でした。ホームセンターとかだと1パック500円くらいでしょうか。都合3000円くらい。
収支は、14000(寄付) – 11000(クーポン) + 2000(手数料) = 5000円の支出。
そして次の住民税は12000円減額なので、7000円のプラス収支です。

収支まとめ

まとめると、
7000円プラス収支+3000円分トイレットペーパーをゲット!
ドコモさんのクーポンのおかげで、かなりお得となりました。

ワンストップ納税制度が使えたら手間いらず

「ふるさと納税ワンストップ制度」を利用可能か方は、そちらを利用されると確定申告の手間はありません。
ただし、この制度を利用できる人は、次の条件を満たす必要があります。

  1. 確定申告不要な給与所得者(年収2000万円以下とか医療費控除などが不要な人)
  2. 寄付先が年間5自治体以下(残念ながら同じ自治体でも2回寄付したら2とカウントされる)
  3. 都度申請書を送付していること(同じ自治体で複数回申請時も都度申請)

青色申告で悩んだ話

故あって、確定申告(青色申告)しています。(成人病がなんたらかんたらその他ごにょごにょ)
青色申告をすることは決まっていたので、ワンストップ納税は選択しません。
すると、忘れた頃に、可児市さんから
「寄附金受領証明書」
が届きます。無くさないように保管しておきます。確定申告時に必要です。

さて、3月15日は確定申告の締め切りです。当然あわてます(笑)
確定申告ソフトを使ってみるものの、「ふるさと納税した人は、ここに、こう書いてください」とは教えてくれません。
他の寄付金とひとまとめにした「とうぜんわかるよね」的な説明しかしてくれていません。
「自治体に寄付した場合」というような説明を見ても、ふるさと納税の事を言っているのかどうかシロートにはわかりませんて・・・
そういえば、時々大金を地元自治体に匿名寄付している人のニュースとかあるなぁ、それとふるさと納税はちがうよなぁ、とか悩むわけです。

さっさと解答です。

ちなみに、黄色塗枠の「次へ」を押すと・・・「都道府県、市区町村への寄付」欄が・・・
こっちは何?まぎらわしい・・・一定の寄付金って何?
ともかく、こちらは空欄のままとしておきます。

こちらは空欄のまま、さらに「次へ」を押すと、

14000円の納税額から2000円の手数料が引かれた、12000円が、この欄に入っていました。

税務署から指摘が無ければ、これでOKなはずです・・・
しばらくはドキドキです。