サーモンラン、野良カンストしました

どうも、鮭畜です。もとい、沖縄チームのキリです。

この頃スプラトゥーン3にハマっています。過去作のプレイ経験はなく、スプラ3から入った新参者です。中でも対人対戦ではなく、味方と協力して敵のシャケと戦うモードのサーモンランに熱中しています。サーモンランはゲーム中では主にアルバイトと称され、アルバイトに励むイカやタコたちはアルバイターと呼ばれます。アルバイトに魅了され日夜労働に明け暮れるプレイヤーたちは自虐的に自らを社畜になぞらえ『鮭畜』と称します。

サーモンランとは

https://www.nintendo.co.jp/switch/av5ja/coop/index.html

アルバイトの内容はシャケたちが進撃してくるエリアに移動し、1Wave100秒の制限時間内でWaveごとに設定されたノルマ数以上に金イクラを納品し、制限時間終了時に1人でも生き残っているとWaveクリアとなります。それを3Wave繰り返す、というのが基本のルールです。

スプラトゥーン3は対人対戦では自分で選んだブキを使って対戦しますが、サーモンランではバイト専用ブキが支給され、Waveごとに持ち替えて戦うことになります。色々なブキの扱い方や得意なこと不得意なことを踏まえた立ち回りが要求されます。

金イクラはオオモノシャケと呼ばれる厄介な特徴をもった敵を倒すと落とします。アルバイターはそれを1個ずつ運ぶことができ、エリアに設置されたコンテナに入れると納品になります。

制限時間を生き残っても納品がノルマに届いていない場合、またノルマに達していてもWave終了までにゼンメツしてしまった場合はいずれも失敗になってしまいます。また、オオモノシャケは一定時間ごとに出現し、処理が遅れたらデス(敵に倒されウキワ状態になる)するリスクが非常に高くなります。納品を優先するか、オオモノを処理するか、状況を見て素早く適切な判断を下すことを求められます。

バイトの評価

すべてのWaveをクリアするとバイト成功となり、アルバイターとしての評価値が20上がります。また、1Waveで失敗した場合は20、2Waveで失敗した場合は10ずつ評価値が下がり、3Waveで失敗した場合は評価値は変化しません。

アルバイターにはかけだし→はんにんまえ→いちにんまえ→じゅくれん→たつじん→たつじん+1→たつじん+2→たつじん+3→でんせつというランクがあります。各ランクは評価値40から始まり、でんせつを除き100に達するとランクが上がります。また、評価値がマイナスになるとランクが下がります。でんせつは999が評価値の最大であり、でんせつ999に達することをアルバイターたちはカンストと呼び多くの鮭畜たちの目標となっています。評価値でんせつ200、400、600、999を達成するとそれぞれ通常・銅・銀・金のバッジを獲得できます。

ただし、評価値が上がるとともにノルマが上がりステージのキケン度も上がっていき、でんせつ帯ともなれば雑魚シャケやオオモノたちの出現する数や頻度も増え制限時間を生き残るだけでも非常に困難になっていきます。

また、サーモンランのステージは複数あり上記のバッジはステージごとに用意されています。ステージは一定時間ごとに切り替わり(通称シフト)、切り替わったタイミングでのランクの評価値が40未満なら1つ下のランク、40以上であればそのランクの40に評価値がリセットされます。カンストしていてもシフトが切り替わるとでんせつ40にリセットされます。ちなみにでんせつ40から999までノーミスでバイトをこなしても5~6時間はかかるので時間との戦いでもあります。

プレイスタイル

サーモンランはプレイヤーが4人マッチングしてチームとなりアルバイトをこなしていく、というものです。スプラトゥーン3を持っている友達と集まってプレイするスタイルは通称フレシャケと呼ばれ、直接あるいはオンラインで通話しながら役割分担や状況を連携することでアルバイト成功の確率を高めることができます。一方ソロでランダムマッチングしたプレイヤーとチームを組んでプレイするスタイルは野良と呼ばれ、仲間と意思疎通が取れないためフレシャケと比べて難易度が高くなります。

オオモノシャケ

オオモノシャケの種類についてはここではほとんど説明しません。イカのページ等を参照してもらいたいです。

シャケたちは基本的にアルバイターに向かって段差のない道を最短経路で追いかけてきます。オオモノシャケの多くもアルバイターに接近して攻撃します(コンテナ周りまで誘導し倒すことで納品をスムーズにでき、これを寄せといい多くの場面で有効なテクニックです)が、一部のオオモノシャケは例外で、発生した地点からひたすら遠距離攻撃を行うものもいます。アルバイターを追わないオオモノはカタパッド、タワー、テッキュウ、ハシラの4種です。ハシラは特定の場所に固定され周囲にインクを撒き散らしますが、他の3種と比較して危険性が少ないためハシラを除き三大害悪と呼ばれることもあります。

数の暴力で攻めてくる雑魚シャケやプレイヤーを執拗に追い回すオオモノたちは厄介ですが、誘導し仲間と協力して倒すパターンで対処できることが多く単体では大きな脅威ではありません。しかし上記の3種と組み合わさると全てが地獄と化します。サーモンランとは三大害悪シャケをいかに対処するか、というゲームといっても過言ではありません。

動かないオオモノがなぜ脅威なのか?

シャケたちは海から陸に上がり進軍します。シャケの出現地点はステージごとに複数箇所設定されており、コンテナから大きく離れた場所であることが多いです。そこから動かないオオモノはプレイヤーが討伐に向かう必要があります。

また、シャケたちがステージに存在できる数の上限はありますが、シャケを倒すと新たなシャケが出現地点から発生します。三大害悪シャケを倒しに行くということは敵に囲まれてしまう危険性が非常に高いということです。

またシャケの攻撃によって体力が0になるとウキワ状態になります。ウキワ状態ではほとんど行動不能になり、ゆっくり移動することと仲間に救援を求めることしかできなくなってしまいます。ウキワは味方のインクを一定値ぶつけることで復活することができます。ですがコンテナから離れた場所でウキワ状態になってしまった場合、助けにいくにも危険が伴います。ミイラ取りがミイラになる状況は頻繁に発生します。
三大害悪シャケを倒しきれずにウキワになってしまった場合は遠距離攻撃は止まず、自分に向いていたシャケたちが一斉に味方へ向かうことになるためもはやこうなると立て直すことは難しいでしょう…

サーモンランについての説明はこんなところでやめておきます。

クマフェス

先日クマフェスが開催されました。サーモンランで支給されるブキにはバイト専用ブキと後述のクマブキというものがあります。通常はバイト専用ブキがシフトごとに4種類固定で支給されます。支給されるブキはアイコンで表示され、ゲーム中のステージ情報や連携アプリのスケジュールから確認することができます。

まれにブキアイコンの代わりにクエスチョンマークになっていることがあります。白はこれから追加されるブキ(ゲームで実装されたタイミングでブキアイコンに変わります)、緑はバイト専用ブキとクマブキ1種のなかからランダムで選ばれる通常ランダム、黃はすべてのクマブキの中からランダムで選ばれる黄金ランダムです。クマブキは通常のブキが改造された癖が強くも強力なブキです。支給されるブキがすべて黄金ランダムのシフトは通称クマフェスと呼ばれています。

「さあチャンスだ!日頃蹂躙されるアルバイターの恨みを晴らすときが来た!」「駆逐してやる!!この世から…!一匹残らず!!」「シフトに入って…とにかく鮭(あいつ)らをぶっry」とばかりにアルバイトに臨むことにしました。

イカ、私見で総合的に見て強い順にクマブキを紹介します。

クマサン印のワイパー

最大溜めでほとんどのオオモノを敵の無敵判定を貫通して一撃粉砕できる最終兵器です。通常は攻撃時にインクを大量消費してボムを小さい的2つに投げいれないと倒せないカタパッドやとにかく体力が高く手間取っている間に四面楚歌になってしまうテッキュウも一撃で破壊できます。が、その真骨頂は溜め無しの横斬りです。わらわらと無数に湧いてくる雑魚シャケを一瞬のうちに消し去ることができます。欠点は射程がなく0距離で攻撃を当てないといけないことなので周囲に気を配る必要があります。

クマサン印のスロッシャー

インクの塊をふわあっと飛ばしシャケたちをまとめて屠ります。長めの射程と無敵状態のオオモノに対しても強力な貫通性能、高い攻撃力を持った破壊兵器です。クマワイパーが直接最大溜め攻撃を当てる必要があるカタパッドも安全圏から一撃粉砕可能です。唯一無二の特性として弾速が非常に遅く発射されたインクの塊を追い抜くことすら可能です。雑魚シャケに囲まれそうなときはインクに重なって退路を確保しましょう。欠点としては床塗り性能は高くも壁塗り性能が低く、攻撃の隙も大きくインク効率が最悪で4回攻撃したら無防備になってしまうので冷静にインクを放つタイミングや位置を見極めること、位置取りやインク管理が必要です。クセが強いクマブキの中でも特にクセが強く扱いが難しいです。

クマサン印のチャージャー

高い攻撃力、非常に長い射程、一列に並んだシャケをまとめて撃ち抜く貫通性能を持ったブキです。通常のチャージャーは最大威力を発揮するには一定時間チャージする必要がありますがクマチャーはチャージ無しで最大威力になっており、DPSは全ブキ中最強です。欠点は威力が過剰なのでタワーやハシラやコジャケといった体力が低く数が多いタイプの敵に非常に弱いこととインク効率が悪めということです。非常に強力で比較的扱いやすい反面、オオモノをコンテナから離れた場所で倒しすぎると納品不足に陥るため適切にオオモノを間引きすることを意識しましょう。

クマサン印のストリンガー

攻撃が広範囲に分散し、チャージすることで爆発するインク弾を発射します。塗りや雑魚処理、オオモノ処理とオールマイティにこなせますが、0距離での最大溜め攻撃を上手く扱えるかが最大のポイントだと思っています。欠点はインク効率があまり良くないことですが、通常ボムを食わせて倒すモグラを0距離フルチャで一撃で倒せたりとチャージをうまく扱うことでカバーできます。他にも円を塗り返して鎧を剥がして倒すダイバー、広範囲にスリップダメージを与え続ける雨弾を跳ね返して倒すコウモリ等、通常攻撃では時間がかかるオオモノを0距離フルチャで一瞬のうちに倒すことが可能です。攻撃の軌道が放物線なので慣れが必要ですがクマワイパー、クマスロ、クマチャーと比べると扱いやすい部類です。

クマサン印のシェルター

スプラトゥーンのシェルター系ブキは傘部分で敵のインクを受けたりパージした傘で進路を開いたりと防御性能が特徴ですが、このブキは完全に傘部分が無くなり骨しかありません。広範囲に細かいインク粒を高速にバラ撒くことができるブキです。とにかく塗り性能が高く、シャケのインクでボロボロになった足場をあっという間に塗り返すことが可能です。また連射時の移動速度が早くインク効率が良いので生存能力が高く初心者にも扱いやすいブキです。欠点はインク一粒あたりの威力が低いので多数の敵を相手取るのは苦手なことです。ただし接近して弾が発散する前に当てるとそれなりの威力はあります。味方のサポートをするような立ち回りをすると安定感が増します。

クマサン印のブラスター

破裂する弾を高速に連射できるブキです。破裂した弾は周囲にもダメージを与えるため雑魚シャケの大群には強く出られます。またインク効率や塗り性能も悪くないです。欠点は非常に射程が短いことです。威力は弱くはないですが強くもないので油断は禁物です。バイトブキの中では強い方ですがクマブキの中では少し物足りない感はあります。ゲーム中での性能には無関係ですが破裂音が非常に騒がしく音からも敵の動きや状況を判断することも多いサーモンランでは集中力を乱され事故を起こすこともあるので仲間の近くで無駄撃ちするのは避けたほうがいいかもしれません。


さて、これらのブキを取り日頃得られない爽快感を楽しみつつ繰り返しバイトをこなし、ようやく初めて野良カンスト達成することができました。人によってはフレシャケやクマフェス、ランダム編成では金バッジの価値がない、という意見もありますがそのような区別がゲーム内でされることもなく、サーモンランにハマってから目標としていた金バッジゲットをすることができたので素直に喜んでいます。

私はずっと野良でプレイしていますが、別にそういったこだわりがあるわけではなく単に周りに一緒にできる人がいないからです😇野良でやっていくのは気楽さもあり野良ならではのやりごたえはありますが、もし一緒にカンスト目指そうぜ~!という人が周りにいてくれると楽しそうだな~と思っています。

来月は新シーズンが始まり、ビッグランというイベントや新しい通常ブキやクマブキの追加、新ステージ、引き換えアイテム等サーモンランに関係するアップデートも色々なものがあるので楽しみです。もしこの記事を読んでサーモンランに興味を持った方がいたら幸いです。