こんにちは、ぶんじゃくです。
師走も中頃、寒さも厳しくなってきた中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は次世代UnityバージョンのUnity 6がスマートフォン向けブラウザに対応するらしい件についてお話してみたいと思います。
Unity 6がスマートフォン向けブラウザに対応する、と、何が良い?
結論から申しますと、例えばiOSならSafari、AndroidならGoogle Chromeを立ち上げ、ゲームが置いてあるURLにアクセスするだけでゲームができるようになる、です。
むしろこれまでできてなかったの?
これまでUnityはWebGL出力によるHTML5でのゲームプレイ及び開発には対応してきました。
しかし、SafariがWebGLに完全に対応しているとは言い難く、またGPUの観点からも良いゲームプレイが提供できているとは言い難い状況ではありました。
はっきり言うと、ほぼPCブラウザ専用といった感じでした。
PCであるならば、多少アプリをダウンロードする手間はあれど、ブラウザでゲームをする意味はあまりありませんでした。
何が変わる?
SafariがWebGL2のサポートを開始したことにより、Unity WebがiOSとAndroid両方で動作できるようになりました。
つまり、話を戻すと、スマートフォン向けブラウザでゲームができるようになる、わけです。
後述するUnity blogの発表にもある通り、今後もCPUとGPUの能力向上により、ブラウザで快適なゲーム体験が期待できます。
何かするの?
したいなと考えてはいます。
これまでもWebGLによるゲーム開発は行ってきましたが、満足のいくパフォーマンスではありませんでした。
今回の発表を受けて、またWebGLによる開発を行ってみて、どれほどのことができるのか見てみたくもあります。
特にちょっとしたゲームだったらわざわざPCブラウザでなく、スマホからプレイできるのもうれしい点ですよね。
さて、今回は本当に触りでしたが以上になります。
Unity blogのURLは以下になります。
https://blog.unity.com/engine-platform/web-runtime-updates-enhance-browser-experience
Meta社との連携についても言及がありますので、興味のある方は読まれてみてはいかがでしょうか。
それでは、また。