皆さん、こんにちは。ぶんじゃくです。
桜舞う季節の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はGDC2024(Game Developers Conference)で発表されたUnity 6の情報の中から、ぶんじゃくが気になった「マルチプレイヤー」についてお話したいと思います。
あまり深い話はしませんので、ご了承ください。
今年のGDCにおいて、UnityはUnity 6の新たな可能性についていくつか発表しました。
ロードマップ、マルチプレイヤー、Unity Cloud、等。
その中でも、ぶんじゃくはマルチプレイヤーの発表について興味を持ちました。
Unityのマルチプレイについては、第一印象として「弱い」と思っていました。
Unityに標準で搭載されている機能では、とてもではないですが、トレンドのリッチなマルチプレイゲームを作ることは叶わず、PUN2(Photon)等のサービスを用いなければ実現できません。
しかし、今回の発表でUnityは大規模マルチプレイヤー向けサンプルである「Megacity Metro」を公開しました。
https://unity.com/ja/demos/megacity-competitive-action-sample
このサンプルには、以下のような要素があります。
・100人以上のマルチプレイ
・クロスプラットフォーム
・認証
・ルーム
・ボイスチャット(もちろん通常のチャットも)
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、これはマルチプレイに必要なほぼすべての要素を含んでいます。
特に認証周りはこれまで独自に作らなければならなかったのではないでしょうか。
新たにUnity Cloudというサービスを利用して、GoogleアカウントやAppleアカウント等で認証することを可能にしています。
ほんの触りではありましたが、Unity 6の展望は明るいと思いました。
Unity製品を販売するという面ではまだ後ろ暗いところがあるものの、とりあえず制作を行うという点については着実に進化していると思います。
一方でPUN2等のSDKは今後廃れていってしまうのか、動向が気になります。
もし気になる方がいましたら、上記リンクのサンプルを見てみてくださいね。
それでは今回はこの辺で。
さようなら。