こんにちわ、masumasuです。
5月も後半となり初夏の訪れを感じる時期となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は前回に引き続きHelperの具体的なメソッドについて書いていきます。
Helperの具体的なメソッド
日付のフォーマット変換
TimeHelperは、日付のフォーマットを変換するメソッドになります。
$this->Time->format('Y-m-d', '2024-05-30');
このコードは、2024-05-30
という日付をY-m-d
形式で表示しています。
リンクの生成
HtmlHelper
は、リンクを生成するためのメソッドになります。
$this->Html->link('ホーム', ['controller' => 'Pages', 'action' => 'display', 'home']);
このコードは、「ホーム」というテキストで、Pages
コントローラーのdisplay
アクションへのリンクを生成しています。
文字列操作
TextHelperは、文字列の操作するメソッドになります。
例えば、長い文字列をトリミングする場合に使用したりします。
$this->Text->truncate('これは非常に長い文字列です。', 10);
このコードは、文字列を10文字にトリミングして表示しています。
カスタムHelperの作成
CakePHPでは、自分専用のHelperを作成することが出来ます。
以下は、カスタムHelperを作成して使用する例になります。
src/View/Helper
ディレクトリに新しいHelperファイルを作成します。例えば、MyHelper.php
というファイルを作成します。
src/View/Helper/MyHelper.php
namespace App\View\Helper;
use Cake\View\Helper;
class MyHelper extends Helper
{
public function customFormat($text)
{
return strtoupper($text);
}
}
ビューでこのHelperを使用します。
テンプレートファイルで
$this->My->customFormat('hello world');
このコードは、hello world
というテキストを大文字に変換して表示しています。
まとめ
Helperを使ってビューのテンプレートを簡単に整理し、簡単に作成する方法を書きました。
ご覧いただきありがとうございます。