皆さんこんにちは、ぶんじゃくです。
連日猛暑の中いかがお過ごしでしょうか。
さて、このたび私が愛読し、週刊少年ジャンプで連載していた「僕のヒーローアカデミア」が完結いたしました。
読了したときは、少し寂しい気持ちもありましたが、これでいい、と強い納得感がありました。
堀越耕平先生の次回作に期待しつつも、しばらくはこのマンガ完結の余韻に浸りたいと思います。
そもそも、アメコミのノリというか調べを日本の漫画風にするとどうなるのだろうという興味がありました。
それを見事に体現したのが僕のヒーローアカデミアだと思います。
能力ヒーローものという王道ジャンルの中でも、伸びしろがある学生を中心に据えたのはよかったなと思いました。
個人的にいわゆる「修行シーン」のようなものは嫌いではないのですが、どうだれずに展開するかというのも課題だったと思います。
また、主人公である出久にだけ焦点があてられるのではなく、仲間たちにもちゃんと見せ場がある。
特にライバルである爆豪との絡みや、彼の展開はどうするのだろうと気になっていました。
敵も魅力的で、その背景がしっかり描かれていて、悪く言えば普通なのですがそれがいい。
良く言えば「これでいい」感があって、ずっとこういうマンガが少年誌のページにあってほしいと思っています。
特に、最後のくだりについては、ああ、最後までアカデミアなんだな、という感じがしてそれもテーマがぶれずによかったです。
これから映画の公開も予定されている本作。
単行本は全42巻になるそうですが、もう一度すべて読み直したいと思っています。
それでは今回はこの辺で、さようなら。