こんにちは、ぶんじゃくです。
残暑もまだ厳しいと感じる暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は「マルトリートメント」についてお話したいと思います。
マルトリートメント、略してマルトリ、は虐待だけでなく、大人から子供に対する避けたいかかわりすべてを言います。
定義が少しあいまいですが、具体的にどういったものがあり、どうなるのか、見ていきましょう。
身体的マルトリ(体罰)
まずはわかりやすい例でいうと、叩く、罰として長時間正座させる、などの体罰です。
これにより、子どもの脳の前頭前野が縮むとされています。
心理的マルトリ
次に、心理的マルトリです。
他の子と比べる、子どもを支配しようとする、言葉の暴力、などです。
具体例としては、「あなたのため」と親の意見を押し付ける、「~だからダメなんだ」と否定する、などが挙げられます。
他にも、夫婦喧嘩を子どもに見聞きさせるなども心理的マルトリにあたります。
これにより、子どもの聴覚野や視覚野が変形するとされています。
ネグレクト
子どもに必要なケアをしないことで、子どもの健康や安全を損なう行為です。
例としては、大人の都合で子どもを一人で留守番させたり、スマホなどで長時間子どもに動画視聴・ゲームを許したり、食事や教育を与えない、などがあります。
これにより脳梁が縮むとされています。
性的マルトリ
嫌がる子どもとお風呂に入る、親が全裸で部屋をうろうろする、などもマルトリになるそうです。
このように、マルトリにより子どもの脳は簡単に傷ついてしまい、将来の心身の健康や行動に影響することがあります。
適切なかかわりは傷ついた脳を回復させる可能性があるそうです。
親だけでなく、周りの大人としても気をつけてあげたいところですね。
それでは今回はこの辺で。
さようなら。