墨俣城(一夜城)

だんだん寒くなる、と、思えば急に暑くなったりと毎日着る服に困っています。。。

さて、お天気が良かったので、またしても旅に行ってきました。今回は「名古屋のべた観光」です。

そう言えば行った事無いなぁと思って、名古屋城に行ってきました(笑)

名古屋城も確かに綺麗で歴史が詰まっていたのですが、今回はふいに立ち寄った岐阜県「墨俣城」(すのまたじょう)別名「一夜城」(いちやじょう)をご紹介します。

豊臣秀吉の出世の足掛かり

織田信長が美濃の斎藤家を攻めるための一番の難関は現・岐阜城を落すこと。場所は長良川の対岸であり、ここに拠点を作ることができれば、美濃(現・岐阜県南部)という高い壁にハシゴをかけたも同然。と言う事で織田信長は家臣に対岸に拠点を築く事を命じます。

しかし、対岸と言う立地もあり、ことごとく失敗に終わります。

そこで名乗り出たのが豊臣秀吉。なんと、事前に山中で伐採した材木を川の流れで運ぶという戦法に出ました。気付いた頃には城は築かれており、そこを拠点にし、美濃の地をくだします。

このエピソードが豊臣秀吉の出世の足掛かりになったそうです。

そして、現在のプレハブ工法に通じており、現地で何もかも作るのではなく、別の場所で作った部品を現地に運んで迅速に組み立てる方法にたどり着いたのです。

実際には城というよりは塀のみだったようですが、ここを拠点にして攻め入る事が出来たそうです。

実際にこの川でそんな事があったんだなと木々が流れてくる様子を思わず想像してしまいました。

あ、そうそう!この日は、たまたま入館料が無料の日でした。そして、館内のスタッフのおば様に「どこから来たんですか?」の問いに「大阪からです。」と答えた時に「あらー大阪城っていう立派なお城があるのに~来てくれたんやねー」と返ってきた一言に、少し大阪人として誇りを感じました(笑)