こんにちは。ぶんじゃくです。
3月になってもなかなか寒さが緩まない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、ちょっと前の話にはなりますが、はじめて神戸ルミナリエに行ってきましたので、今回はそのお話をしたいと思います。
神戸ルミナリエとは
1995年1月17日午前5時46分。
大きな地震、そう阪神淡路大震災です。
この震災で神戸をはじめ多くの街が大きく傷つきました。
亡くなった方けがをされた方も多数。最悪な震災の1つといってもいいでしょう。
神戸はその後、国内外からの多くの支援を受け、なんと同年の12月にはじめて街をあげてのイルミネーションが催されました。
それが初の「神戸ルミナリエ」です。
震災から1年を待たずして灯された光の芸術は、人々に大きな感動と勇気と希望をもたらしたといいます。
そして、今年はちょうどあれから30年、記念すべき第30回神戸ルミナリエが開催される運びとなりました。
実は私はこれまで神戸ルミナリエの存在をまったく知らなかったわけでして。
今回、知人に教えてもらい行こうと思ったのですが、公式ウェブサイトを見たり調べたりしたところ、やはりメインのイメージは「鎮魂」。
単なるイルミネーションの祭典というわけではなく、あくまで震災で亡くなった方々に捧げるような厳かなイベントなのかな、という印象でした。
そして、いざ行ってみます。
街は不思議な空間となっていました。
もっと静かな雰囲気を想像していたのですが、やはり美しい光に嬉々とした声も聞かれたりして、荘厳な音楽も相まって、言葉にしづらいのですが、追悼の雰囲気を残しつつもお祭り感のある空間でした。
御堂筋のイルミネーションとはまた全く異なる空気でして、そして30周年、特別な場所にいる、という気持ちを強く感じました。
神戸の街、という広範囲に様々なイルミネーションがあり、それらも純粋に荘厳で煌びやかですばらしかったです。
素直にきれいだ楽しいという思いと同時に、流れる音楽、雰囲気から、やはり震災を忘れないというメッセージ性がしっかりとあり、私にとっては忘れられない一日になりました。
次回、皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。
きっと心に残ること間違いないと思います。
それでは今回はこの辺で。
さようなら。