VisualStudio2015からGit導入の四苦八苦

こんにちわ。

asp.net MVCなかなかよいです。

今回は、VisualStudio2015でのバージョン管理についての備忘録です。
いろいろ四苦八苦しながらGit導入にこぎつけました。

今の状況からの利用

今まで、個人的にはMercurialとか使っていましたが、基本的には客先等でも圧倒的にSVNでした。現状況から今後を見据えてGitははずせないのでこの際VisualStudioも正式サポートしているので試しに導入してみようと考えました。動機と状況としては・・・

  1. SVNサーバ環境がままならない環境でもバージョン管理したい。
  2. IDEのGUIツールでラクに管理したい。
  3. 社内のインフラをそのまま利用→ファイルサーバを利用。
  4. 今のトレンドに慣れておきたい。
  5. 今後の開発環境として主流となるか判断したい。

と、いった感じです。

導入環境

以下の想定で環境を構築していきます。

  • 複数人でプロジェクト管理を行う。
  • Windows7以降。
  • VisualStudio Community2015 ※事前にマイクロソフトアカウントから登録が必要です。

キャプチャ1

  • Gitのクライアントを何かインストールしておく(私はGitBashを入れました)
  • すでに開発中のプロジェクトがある想定です。※今回はasp.netMVCプロジェクト「WebApplication1」とします。
  • リモートリポジトリとして、社内で共有しているファイルサーバ上に設置します。→”\\192.168.109.199\public\xxxproject\repo\RepoMaster\”

それでは設定していきます。

導入までの道のり

プロジェクトをソース管理に追加します。

[ソリューションエクスプローラ]→ソリューションで右クリック→メニュー[ソリューションをソース管理に追加]

チームエクスプローラの表示です。

キャプチャ2

さてと、、、ここからが厄介でした。

ローカルでのバージョン管理は、「変更」からなんなくできるのですが、

とにかくリモートサーバー上ならともかく(GitHubとか)、ふつーの社内共有サーバ上なので面倒くさかったです。

VisualStudioからリモートリポジトリ作成はうまくできなかったので自前で作成します。

 

リモートリポジトリ用のディレクトリを初期化

※私の場合はGitBashというツールからコマンド発行しました。

作成したフォルダでGitBashを起動→初期化コマンド発行

キャプチャ4

初期化したリモートリポジトリを追加する。

[チームエクスプローラ]→[設定]→[リポジトリの設定]→[リモート]追加→「repo_origin」を命名

キャプチャ3

チームのメンバーは今後こちらのリポジトリからクローンして参加します。

それではローカルリポジトリからリモートへプッシュしてみます。

[同期]→[プッシュ] リポジトリ、ブランチを指定→プッシュ

キャプチャ5

できました!やれやれ。。。

まとめ

終わってみれば何てことないが、この状態で「正式にサポート」なのか・・・うーん。

他のバージョン管理の場合もそうですが、運用ルールを明確にしておく必要はあります。

競合の場合などを想定して、まずはコミット→同期、マージ、という流れを明確にするひつよがあるでしょう。それは各々のプロジェクトで決めればよろしい。

これでまた一歩、モダーンな感じに近づきました。