映画「グリーンブック」

私もたまには映画を見ます。映画館には、屯と足を運んでいません。あ、いや、小劇場には数回行きました。Amazonで映画を見ると「おすすめ」が出てきますが、ときどき良い出会いがあって、良いですね。
というわけで、表題の「グリーンブック」です。

1960年代の、ジム・クロウ法時代の実話に基づくものとのこと。

Jim Crow法:1876年から1964年にかけて存在した、人種差別的内容を含むアメリカ合衆国南部諸州の州法の総称。ジム・クロウ制度とも。

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クラシック音楽のピアニスト、ドン・シャーリーはジャマイカ系移民の家庭に生まれた黒人で、コンサートツアー活動もしていましたが、その中でアメリカ南部地方のツアーを行うにあたって、イタリア系の男性をドライバー兼用心棒として雇い、行動を共にして、最初はギクシャクしながらも、ツアーの後半には友情をはぐくみ、以後友人となった、というようなものでした。

南部地方のツアーにあたっては、当時、黒人が安心して利用できるレストランや宿泊施設は限られていて、そのような施設のガイドとして出版されていた本が「グリーンブック」です。

黒人ドライバーのためのグリーン・ブック:The Negro Motorist Green Book または The Negro Traveler’s Green Bookアメリカ合衆国人種隔離政策時代の1930年代から1960年代に、自動車旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックである。書名は創刊者であるヴィクター・H・グリーンに由来し、「グリーンによる人ドライバーのためのガイドブック」というほどの意味になる。通常は単に Green Book と呼ばれた (以下本項では便宜的に『グリーン・ブック』とする)。

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ただの雇い主と使用人の関係が、徐々にお互いを信頼していく様子が、見ていて心地よかったです。穏やかに鑑賞するのにおすすめかと思いました。

おそらく、フォレストガンプを見たのでお勧めされたのだろうと思います。

「ジム・クロウ法」という名前は、恥ずかしながら知らなかったので、勉強になりました。

そしてアラゴルン(ロード・オブ・ザ・リング)がこんな風なおじさんに!?と衝撃を受けました💦

機会があったら鑑賞してみてください。

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