リンス・コンディショナー・トリートメントの違い

沖縄チームのキリです。普段の生活の中で、たまに「これとこれ、似ているけどどういう違いがあるんだろう?」と思いながらもまあ大した問題じゃないからいいや、と調査するまでには至らないことがあります。そういった⚫️⚫️と▲▲の違いを調べて個人的なモヤモヤをスッキリさせようというテーマで「ものの違いシリーズ」を記事にしたいと思います。初回は「リンス、コンディショナー、トリートメントの違い」について調べます。

昔はシャンプーのあとに使われるのがリンスで、それがいつの間にかコンディショナーになっていったように思います。まず、それぞれの名称の意味について調べてみました。

名称の意味

リンス

リンスは英語のrinseからきており、水に浸してすすぐ、ゆすぐ、洗う、といった意味があります。例えば”Rinse the apple in cold water”で「りんごを水洗いする」というような意味になります。こうなるとrinseとwashの違いも気になってきました。調べてみたところwashは石鹸などで汚れをしっかり洗うイメージで、rinseは泡やなにかの残留物を水で軽く洗い流すようなイメージになるようです。似たような意味の単語がゴロゴロ見つかりそれらの違いも気になりますがキリがないのでまた次の機会にします…

コンディショナー

コンディショナーはヘアコンディショナーの略で、英語でもhair conditionerと呼ばれるようです。conditionerには調子を整えるもの、調整するものという意味があります。

トリートメント

ヘアトリートメントの略で、英語でもhair treatmentと呼ばれるそうです。treatmentには治療、手当て、取り扱い、待遇、処理などいろいろな意味があります。treatと名詞を作る接尾語の-mentが合わさった単語ですが、treatといえばハロウィンの掛け声”Trick or Treat”で目にしますね。こちらのtreatにはちょっとしたご褒美という意味があるそうです。あるゲームの英語版での「treats」が日本語版では「おやつ」と訳されていることもありました。

それぞれの違い

リンスとコンディショナーの違い

さてリンスとコンディショナーの違いですがこちらに関しては明確な定義はなく、メーカーによりどう呼ぶかという違いのようです。感じていた通り最近はコンディショナーという名称が使われることが多くなっているみたいです。どちらも髪の表面をコーティング・保湿してなめらかにし、キューティクルの損傷を防ぐ効果があるものです。

リンス・コンディショナーとトリートメントの違い

リンス・コンディショナーが髪の表面を保護する役割に対して、トリートメントは髪の内部に浸透し、髪を補修することが目的となっています。リンス・コンディショナーの効果が含まれることがほとんどで、リンス・コンディショナーを同時に使う必要はないそうです。その目的の違いから、リンス・コンディショナーはすぐ洗い流しても効果があり、トリートメントはしばらく時間を置くほうが効果があるようです。

補足

ライン使い

製品の説明に「ライン使いをすることでより効果が得られます」というようなことが書かれていました。聞き慣れない言葉だったので調べてみたところ、シャンプー、コンディショナー、トリートメントや化粧水、保湿剤などの化粧品を同じシリーズで揃えて使用する、とのことでした。

シャンプー・リンスの歴史

調べている中で昭和時代はキャップ一杯分のリンスを洗面器に一杯の水で薄めて使っていたという情報がありました。実は髪を洗う文化というのは比較的新しく、シャンプーも当初は贅沢品だったそうです。初期のシャンプーは石鹸に近いアルカリ性の成分でできており、水道水で洗い流すと髪にアルカリ成分の石鹸カスが残ってしまい、それを中和するために酸性の水溶液で髪をすすぐ必要がありました。

あとがき

それぞれの違いが知りたいと思って調べ始めましたが、昔はどのようなものだったという話から技術の進歩を感じられて面白いと思いました。思いの外調査にのめり込んでしまった感はあったので次回はもっとあっさりと比較できるものを題材に選びたいです。