Ubuntuのバージョンアップについて

みなさま、お疲れさまです。

もう10月になったのにお昼はまだまだ暑いですね(;´・ω・)

週明けには少し気温が下がるようですが、寒くなるのも少し嫌だなと思ったり、、、

そんなことは置いておいて今回は業務で行った「Ubuntuのバージョンアップ(16.04→18.04)」についてをまとめようと思います。

目次

  1. バックアップ
  2. 現在のパッケージの更新
  3. Ubuntuバージョンアップ

こんな流れでまとめていきたいと思います。

1.バックアップ

バックアップに関しては、詳細は長くなりそうなので割愛させていただきます。

私はバックアップに「timeshift」とLinuxの「バックアップ」を使用しました。

バックアップを取得しておくべきものは、「システム全体」「ユーザデータ」「システムの設定」があげられます。

システム全体をバックアップしておくと元の状態に戻すときに簡単に行うことができます。

2.現在のパッケージの更新

 まず、Ubuntuのダッシュボードを開き、「Software & Updates」を開きます。

「Updates」タブを開き、一番下の「」を「」に変更します。

以下のコマンドでシステムを更新します。

sudo apt update
sudo apt-get update

以下のコマンドでインストールされたパッケージを入手可能な最新バージョンにアップグレードします。

sudo apt upgrade

この時、「必要とされていないパッケージ」がある場合は、削除しておきます。

依存関係を知的に操作してくれる以下のコマンドでもupgradeを行っておきます。

sudo apt-get dist-upgrade

3.Ubuntuバージョンアップ

ここまできたら次は、Ubuntuのバージョンアップを行っていきます。

まず、update-manager-coreをインストールします。

sudo apt install ubuntu-release-upgrader-core

インストールが完了したらUbuntuのアップグレードが可能か確認します。

do-release-upgrade -c

「ubuntu18.04」へのアップグレード可能と表示されていたら、以下のコマンドでアップグレードを行います。

sudo do-release-upgrade

※アップグレードするときは、SSH接続でインストールしない方が安全といわれているので注意しましょう。

ここからバージョンアップが始まりますが、確認されることが何度かあります。

基本的に「YES」を選択します。(確認項目によるが、YESを選択しないとアップグレードを中断される。)

アップグレードだけで2時間ほどかかったので、余裕をもって行いましょう◎

再起動して更新できたか以下のコマンドで確認します。

cat /etc/os-release

「VERSION=”18.04.5 LTS (Bionic Beaver)”」と表示されていたら成功です!

なじみのなかったUbuntuですが、少しずつ慣れてきたかな?という感じになってきました。

今後も詳しくなっていけるよう頑張っていきます。