ルーブル美術館の話

6月中旬ごろに映画『岸辺露伴 ルーブルへ行く』を鑑賞しました。

タイトル通り、主人公がルーブル美術館へ行くことになるので、映像でパリにあるルーブル美術館が映し出されます。

夜訪れた時に、薄暗い中で映し出された『サモトラケのニケ』が印象的でした。

実際に旅行で訪れたことがありまして、そのときの話をしようかなと思います。

ルーブル美術館はとてつもなく広かったです。

開館時間から行って、一日充てればとりあえず全部見て回れると思っていましたが、足りませんでした。

ルーブル美術館は4階建て、”コ”の字になった建物で、それぞれの辺、というか館ごとに、リシュリュー翼、シュリー翼、ドゥノン翼と名前がついています。

当時、地図と作品説明の入った3DS(日本語あり)を借りることができたので、荷物を全部ロッカーに置いて、スマホと3DSと財布だけ持って見て回りました。

作品を貸し出しているとか、入れ替えているとかで、封鎖されている部分があり、隣の館へ行くためには、違う階から行かなければならない。→ 階段を探して移動 → うろうろしたあげく、こっちからも行けない → 階段を探してもう一階下がる → あれ、この階からも行けなくない? → 一階上がる と地図を持っていても迷子になっていました。

まじでダンジョンです。確かリシュリュー翼からシュリー翼にどうしても行けなくて、何回も同じところをぐるぐるしてたような気がします。

一緒に来ていた友達とは別行動(各々好き勝手見るから結局見失う)で昼ごはんと閉館時に合流予定だったのですが、ようやっとシュリー翼へ繋がる通路を歩いているときにすれ違いまして、この広い建物の中で会うとは!と感動しました。

持ち運びのWi-Fiを一つしか借りておらず連絡が取れない状態だったので、感動もひとしおでした。

ちなみに友人もドゥノン翼から出てこれなくてさまよっていたそうです。

結局この日は見切れなかったので、金曜夜(25歳以下ロハで入れます)にもう一回行きました。

海外の美術館のいいところは写真が撮り放題なところですね。日本だと撮影可としているのは大塚美術館くらいな気がします。

劇中でも通っていた『アポロンのギャラリー』
『ナポレオン一世の戴冠式』ジャック=ルイ・ダヴィッド

↑の作品は映っている人と比べると分かるのですが、大変大きい絵なんですよね。調べたら縦621cm × 横979cmらしいです。迫力がすごい。

ミイラとかもありました。

今ちょうど、京都市京セラ美術館でもルーブル美術館展開催中なんですよね。

開催期間が結構長いので行ってみようと思います。