美味しいカレーの食し方(完)

これまでの話

先月、
なんやかんやでキッチンのコンクリート部分が出来上がり、いよいよ完成間近!

というところで水道管を通す穴がないという致命的な欠陥が発覚しました。

今月はそこをなんとかしてカレーを食したいと思います。


欠陥発覚

『ここの穴、、無いじゃん、、』

コンクリ打ち込みが終わって祝杯片手に満足感で満たされた夜21時の、
穴、無いじゃん、、
祝い酒で侵された頭でどうにかならないか思考を巡らせます。

コンクリを削るか?
だめだ鉄骨が出てきてしまう。
待てよ、そもそも本当に配管できないか?
だめだ!
鉄骨を削ったら、そもそもの強度が下がるし。
じゃあ鉄骨をずらしたらどうか?
いや、鉄骨を埋め直すにはコンクリは固まりすぎている。


穴がない?
穴ってそもそも無いってことだよな、
無いが無いってことはあるってことなんじゃないか?
無とは有とはなんたらかんたら

窮地に追い込まれた人間はとんでもない哲学に逃げようとしますが、
現実の前には無謀です。

『終わった』

走馬灯のようにこの数ヶ月のシンクとの思い出が脳内に流れていきます
『シンクはでかいほうがいいだろ』『蛇口のとこが伸びるやつ使ってみたいな~』
『更にシャワーヘッドみたいなやつにしてみたりな』『へー、サブの蛇口なんてのもあるんだ』
『あっ洗剤も中に収納できんじゃん!』『おいおい水かけるなよ』etc…

大切なものはいつも失った時に気づく
楽しい思い出をありがとう。

こういう時は寝るに限ります。

方向転換

さぁ気を取り直して今後どうしていくか考えていきます。

ありがたいことに排水管は先に作っていたので、
キッチンに流した水を排管までつなぐことはできます。
後は給水の方ですが、
元々あった蛇口から新しくできたキッチンの上部まで配管し、そこから直接蛇口につなげることにします。

新しく用意した蛇口は使えないので、暫定的に今まで使っていた元の蛇口を使用することにしました。くそぅ
コンクリの打ちっぱなしに黒のシンクを合わせ水道管をチラ見せ、『無骨スタイル』に変更です。
ワイルドだろう。

いつものように宮里を呼び出し、
所構わずビショビショにしながらなりながら作業を進めて行きます。

完成!

3ヵ月越しにうちにキッチンができました。
トイレで食器を洗う日々は辛かった、、、。

広い作業台とシンク、なんだかんだすばらしいキッチンが出来上がりました。
今後は細部を修正したりキッチン上部に棚を作ったりなどなど、どんどんイメージが膨らんでいきますが、
ひとまず完成と言っていいでしょう。

カレー

では、3ヶ月前からカレーを待ち焦がれている胃袋を満足させていきましょう。
ご飯を炊飯
冷凍してあったカレーをチン
皿に盛り付け出来上がり
うんうまい

まとめ

今回のキッチン改装でもたくさん失敗しました。
一番思い知ったのは『シミュレーション大切』です。


かかった費用は約¥75000
道具を用意するのだったり、そもそも使わなかったり流用できたり、
改善できた所がいくつもあるんで、実際は¥45000くらいに抑えられましたね。
次の改装に役立てることにします。