電車を待つ中で反省したこと

通勤の中で、反省することがありました。その話を書きます。

駅で電車を待つため、ホームで列に並びました。時間帯によるものか混雑しておりホームには人がごった返しておりました。ホームの両サイドを挟み込むように線路が敷設されたタイプで、僕が乗る側の待ち列でホームの八割が埋まっている状態でした。

僕は2人づつ並列に並んだ列の最後尾に並びました。ただ、ホームには並ぶだけでなく通行するひとも居ますので、自分の前を一人分空けて並びました。あまり一般的な動作で無いのかも知れませんが、誰かがしないと通れなくなるので、たまにしています。良いとか悪いとか特別なこだわりはなく、何となくなので、大局で見たときに、実は人様の迷惑になっていたら申し訳ないのですが、仮になっていたとしても知ったこっちゃないです。

そう並ぶと、何を思ったのか、おばさまが僕の目の前、通行人のために開けた場所に並びました。

なぜそんな動きになりますか?少し驚きました。実は僕は見えていないのでは?

ただこんなこともあるかも知れません。最近判ってきたのですが、大半のひとはここぞというとき以外、頭を働かせずに暮らしています。僕が妙な並び方をしたために、おばさまという機械の想定から外れたので、合理的な結果が得られなかったのです。よくあることで、世の中そんなものです。まったく何とも思いませんでした。それに僕の影が薄くて見えなかったのかも知れません。

困ったのは並びが2人の並列で無くなったことです。

線 | ○○○○○お僕
路 | ○○○○○

この場合、僕がおばさまの横にズレるべきだと思いました。

線 | ○○○○○お
路 | ○○○○○僕

こうなればリカバリーできると考え、後ろを確認したところ・・・

線 | ○○○○○お僕○○
路 | ○○○○○

やべえ!後ろに二人増えとる!しかも1列やんけ!異常な並びやろ、よく耐えられたな・・・。

しかし、考えてみれば、下の時点で、どこに並ぶとなったら僕の後ろしかないです。おばさまの横だと僕を抜かすし、僕の横は鉤型で気味が悪い。

線 | ○○○○○お僕
路 | ○○○○○

僕は猛省しました。おばさまが並んだ時点で、すかさず横に移動するべきでした。おばさまを下にみて考えて時間を使っているうちに、成すべきを成すチャンスを逃したのです。考えが足らないのは、おばさんではなく僕でした。

電車が来たので乗りました。打ちのめされた思いでした。

以上です。